2024年01月19日

今週の注目感染症 
2024年第2週(1月8日~1月14日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1,924、定点当たり13.84の患者発生があり、前週の11.59から増加した。
定点当たりは、東部地区で16.52、中部地区で9.74、西部地区で14.66の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数1,577、定点当たり11.35の患者発生があり、前週の7.78から増加した。
定点当たり東部地区で14.78、中部地区で9.52、西部地区で 9.32の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数395、定点当たり4.44の患者発生があり、前週の2.83から増加した。
定点当たり東部地区で4、中部地区で4.15、西部地区で5.17の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数222、定点当たり2.49の患者発生があり、前週の1.47から増加した。
定点当たり東部地区で3.31、中部地区で1.78、西部地区で2.27の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数99、定点当たり1.11の患者発生があり、前週の0.73から増加した。
定点当たり東部地区で1.41、中部地区で0.89、西部地区で1の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は12.99で前週の12.66から僅かながら増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は47から46に減少、注意報レベルの保健所を有する都道府県は32から40に増加した。
・静岡県において第2週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)インフルエンザ (13.84) 、2)新型コロナ (11.35)、3)感染性胃腸炎 (4.44)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(2.49)、5)咽頭結膜熱 (1.11)、6)流行性角結膜炎(0.95)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年1月19日更新)