2024年02月02日

今週の注目感染症 
2024年第4週(1月22日~1月28日)

●インフルエンザ
全県で罹患数1.972、定点当たり14.19の患者発生があり、前週の15.02から減少した。
定点当たりは、東部地区で16.06、中部地区で9.62、西部地区で16.28の発生があった。
全県では、警報レベルの状況が続いている。

●新型コロナ
全県で罹患数2,660、定点当たり19.14の患者発生があり、前週の15.31から増加した。
定点当たり東部地区で25.24、中部地区で17.14、西部地区で 14.43の患者が発生した。

●感染性胃腸炎
全県で罹患数654、定点当たり7.35の患者発生があり、前週の5.53から増加した。
定点当たり東部地区で7.47、中部地区で7.04、西部地区で7.5の患者が発生した。

●A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
全県で罹患数370、定点当たり4.16の患者発生があり、前週の3.57から増加した。
定点当たり東部地区で6.19、中部地区で2.07、西部地区で3.87の患者が発生した。

●咽頭結膜熱
全県で罹患数109、定点当たり1.22の患者発生があり、前週の値と変わらなかった。
定点当たり東部地区で1.53、中部地区で1.48、西部地区で0.67の患者が発生した。

・麻疹、風疹は患者発生なし。
・全国のインフルエンザの発生は19.2で前週の17.72から増加した。
警報レベルの保健所を有する都道府県は44から43に減少、注意報レベルの保健所を有する都道府県は43から41に減少した。
・静岡県において第4週に定点当たり患者報告数の多かった疾病は、順に1)新型コロナ (19.14)、2)インフルエンザ (14.19) 、3)感染性胃腸炎 (7.35)、4)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(4.16)、5)咽頭結膜熱 (1.22)、6)流行性角結膜炎(0.45)であった。

【静岡県感染症情報センターより参照】
(2024年2月2日更新)